スイス!ぶっ飛び!!丸かじり!!!

8月9日(金) 「★が つけられない(まだ余裕)」
フィーシュ → パーシー → シャモニー → シオン →フィーシュ
天候は下り坂。
でも今日はぎりぎり何とか飛べるかも。可能性を求めフランスのサンチレールを目指し出発!
早起きしてごはんの準備。滞在したのは一週間単位で借りるキッチンつきの部屋であった。
電熱コンロ・オーブン・食器洗い乾燥機・冷蔵庫もあり、朝は自炊・夜は外食か自炊であった。

フィーシュを出て、高速を経てマルティニまで進む。曇天ながら眺めはやっぱりスイスだ。
道路際の並木がいい感じ。何本あるか数えてみようか。S本さんと私:「一本二本三本…」
「…5ホン 8ホン 10ホン 15ホン…」だんなの妨害が入った。ぷん。

高速を降りてマルティニで給油タイム。ガソリンの95を入れる。
スタンドの売店をのぞくと、焼き立てパンの棚があって美味しそう…レジのおばちゃんに
「ハムのクロワッサンとチョコのと1つずつ」と身振り手振りでうったえる。
おばちゃん、「あん?、あん?」と返事。「あん???」車に乗ってからやっと気づいた
「あん=1(フランス語)」である。学生時代に仏語を少々かじったが、仏語で12345は
「あん、どぅー、とろわ、かっとる、さんく」と言うんだった。続きは忘れた。
そうか、ここはフランス語圏なんだ。ちなみにこのパン、とっても美味しかった。
「このツアーで初めて美味いと感じた〜」パンをかじりながらS本さん。

マルティニから山道をシャモニー方面へ。お、国境だ。パスポートを用意してたら、
そのままパス。ふーん。そんなもんなんだ。(ちなみに帰りはパスポートをみせた。)
雲低が低いので高い山は見えないがその辺の山でも十分感動。もうすぐシャモニーだ。
先発隊は一度シャモニーでフライトしているので、無線でSa籐さんがテイクがどこで
乗るゴンドラがどれでと説明してくれる。
今日は…飛べそうに無い。ところでモンブランは一体何処?見えるわけが無かった。
シャモニーを過ぎてアルベールビル方向へ進む。ここからまだ2時間のドライブらしい。
何となく日差しも出てきた。と、心安らかにぶっ飛んでいるパラ発見!パーシーというエリアだそうだ。
道はまた山道になってきたが車の流れが悪い。犯人はお前かぁっつ!
対向車線から大きなサーカスのトラックが。しかしその先も流れは悪く、渋滞、ついに止まってしまった。
ここでUターンして行き先をパーシーに変更。先発隊はここもフライトしている。
とにかく「押さえの一本ぶっ飛べれば…」
パーシーに到着。テイクの形と雰囲気は生坂にちょっと似ていてたくさんフライヤーがいる。
さっきはほんのり日差しがあったのに、雲行きはこれから雨だ〜といわんばかりになってしまった。とほほ。
パラザックをおろして吹流しを見ると無風からフォロー。無理すれば飛べないこともないが、
セッティングはためらってしまう。タンデム2機と普通のパラ4機ほどがセットしており、
タンデムの一機は若い女性と子供のペア。親子かな。ママは若くてチャーミング、かっこいいなぁ。
そのうちタイミングをはかってタンデムが無風の中を何とかテイク、続いてママさんタンデムもテイクした。
…その後は誰もでなかった。撤収。

その後、お昼と観光をかねてシャモニーへ。
我々は訳あってAVISレンタカーに用事が出来てしまったためシャモニーの営業所を探すことに。
実は、レンタカーの運転者に私しか登録されていなかったのだ。
運転者は全員「追加運転者」として登録せねばならないのに。
昨日、空港でAVISのお姉ちゃんに「三人で運転するの〜」と三人そろって免許出すと
「一人でいい」と言うからまずは申込名義人の私だけ渡し、その後で「この2人も運転するの〜」
と免許出して再度言ったのに「いいのよ〜ん」と取り合ってくれなかった。
たしか全員登録するはずなんだよなぁ、いいのかなぁ?首をかしげつつその場を去ったが…
やっぱ間違いだったのだ。甘かった。

シャモニーはたくさんの観光客で日本人も多く、私もその一人。町をきょろきょろ、うろちょろ。
おのぼりさ〜ん。
あちこちにアイスクリームのスタンドがあって美味しそう…後で食べようーっと。
まずはEuroを両替し、次に観光案内所でAVISの場所を教えてもらう。
ここでいったんお昼ご飯。初外食だ。テラス席に陣取って何食べようか〜とみんなで悩む。
メニューは仏語と英語で書いてあるが、パスタとピザとオムレツだけわかり後は想像がつかない。
さっきパンもかじったからお腹の減り具合はそこそこ。安いからオムレツにしよう。
…オムライスと勘違いしているわけではありません。念のため。
オムレツは普通だったけど一緒に頼んだコーヒーがとても濃くてびっくり。でも味は悪くない。
だんなさんのパスタを一口もらったがふかふかしててイマイチである。
その後は自由行動。さて、飛べない間に、せめて土産を買ってしまおう。あたりの店をうろつくと、
さっきまでやってたはずのお店は飲食店を除きほとんど閉まっている。昼休みである。
う、スイス人、もとい、フランス人仕事しろよ〜。
開いてる店を探しナイフ一本買って時間切れ。あ、アイス食べそびれたぁ〜(じょろじょろ〜)
みんなと集合する前に後発隊3人はAVISに寄るためゴンドラ駅で待ち合わせ。
待ち合わせ場所が遠くて失敗、AVISまでかなり引き返して歩く羽目に。
ついでにトイレも行きたいのに見当たらない。コイン式を発見、コインを入れるがうまくいかない。
うーとりあえずガマンだ。AVISに到着、ひと組先にお客がいたので待ってる間にトイレを借りて
事なきを得た。受付ののあんちゃんに契約書類を見せながらつたない英語で事情を説明すると
あんちゃんは黙々と端末を打ち、だんなさん・S本さんの国際免許をみて登録してくれた。
「おっけー。いいですよ。」…でも変更について何の書類もくれそうに無い。証拠が残らない。
さっさと出ようとするほかの2人をよそに、私は一人立ち止まる。前回の教訓があるので念をおさなくちゃ。
「…あんのー、なんか、書類を、ください」勇気を振り絞って何とか言った。
「ちぇ」とあんちゃんは面倒くさそうに書類をアウトしてくれた。めんどくさくたって困ったらいやだもんね。
ぷん。…契約書の追加ドライバーの欄が狭くて、S本さんの名前しか印字されてなかったが
登録しているのはこの目で見たし、契約書の書式の都合だろう。ここで「だんなの名前も入れて
印刷しておくれ」とまでは言えなかった。まだ甘いかな?私。

さて、帰り道。先発隊と別行動で、我々は気のむくところにぷらぷら寄りながら帰ることにした。
SIONという町に立ち寄ることに。行きにハイウェイから見えた丘の上にあるちょっと雰囲気のある
さびれたお城がお目当て。ハイウェイを降りて、パーキングに車を止める。料金支払機があり
みんなそこにお金を入れているので、真似をしてやってみるがイマイチわからない。
料金や操作説明が隣に書いてあるがドイツ語でよくわからない。
そこに地元のお姉さん登場。「エーゴわかります??」と親切に一つ一つ説明してくれた。
ありがとう!!あなたはこのツアーで出会った「親切な人」「かわいい女性」ナンバーワンです〜
(冗談抜きでそうでした)。
自分が駐車した場所の番号と駐車時間を自己申告で決められた金額を払う仕組みだった。
スイスでお嫁さん探してください〜S本さん、などと冗談言いつつお城の丘を目指す。
雰囲気の良い坂道をしばらく歩くとお目当てのお城が見えた。
2つの丘にそれぞれお城が建っている。片方のお城に向かって途中まで登るといい眺め。
う〜ん、渋い。わび・さびって感じかな。時間が無いので記念撮影しながら途中まで登って降りた。
なぜかというと、まだ食料の買出しが済んでいなかったのだ。お店は6時か7時かで閉まってしまう。
スイス人、仕事しろよ〜
駐車場の近くのスーパーでお買物。そこではお酒が売ってなかったので途中でお酒を求めて
お店をたずねたがジャスト7時で駆け込みアウト。
スイス人、あと30分でいいから仕事しておくれ〜
渋滞の犯人はサーカスのトラック
う〜ん、何注文しよう
Sionの坂道で
お城に登る途中で町を望む
8月10日(土) 「今日も★がつけられない」
フィーシュ → グリムセルパス → グリンデルワルド → マイリンゲン →
 グリムセルパス → フィーシュ
朝からばっちり雨が降っている。
今日は後発隊+Sa籐さんでドライブTO「山の見えないグリンデルワルド」である。
なんだか夏のツアーで白馬に行って飛べずに能生までカニ食べに行くみたいだ。
今日は土曜でお店が早く閉まるので、朝のうちにフィーシュのCOOPとパン屋で買出し。
やっとお酒をGETしたぁ〜 だんなさん・S本さん涙じょろじょろ〜(ウソ)
私はかねてより楽しみにしていたパン屋へGO!店の中は「魔女の宅急便」みたいに
奥の棚に食用パン・カウンターにちょっとした菓子パンが置いてある。
そして、なんとウィンドウにはトリュフなどのチョコレートがきれいに並んでいた。
チョコレートが名産のスイスならでは?それとも他のヨーロッパの国もそうなのかしら?
私は今日も身振り手振りで、バケットと揚げパンと大きなクッキーを1つずつ!お願いする。
今日のパン屋のおばちゃんの返事は「あいんつ?あいんつ?」…あい〜ん?
いえいえ、「あいんつ=1(ドイツ語)」である。これはラジオドイツ語講座で仕入れた知識…
ドイツ語で123は「あいんつ、つあい、どぅぁい」というらしい、それ以上は知らない。
フィーシュのあたりはドイツ語圏のようだった。
COOPで酒を買ったものの、ちょっと足りない。小さな商店に寄り再び買物。
ウィンドウには量り売りのチーズが並び、奥の青カビ入りが一番美味しそう。ゴルゴンゾーラってだ。
おばちゃんに「ごるごんぞ〜ら、お願い」と言うとナイフをあてて「このぐらい??」と聞いて切ってくれた。

今日はフルカパスの手前でグリムセルパスという峠に進む。峠の入口に「自転車注意」の看板…?
理由はすぐにわかった。えっちらおっちら、ロードレースの自転車がいたる所で登っている。
車で上るのも大変なこんな峠でトレーニングしているヨーロッパ人って…一体…そういえば
ツール・ド・フランスなんてレースがあったっけ。
さて、グリムセルパスはフルカに比べて広い車線で観光バスも走っており、ドライブにはうってつけ。
頂上を過ぎると雨のため山じゅうが滝だらけ!のようだった。
低木しか生えない岩山の斜面を水がザーザー落ちて、迫力満点。車の窓を開けるとしぶきが入る。
ところで眺めがいい時に限っていつもいだんなさんは運転していた。
なぜなら、S本さんが峠道をフツーに運転をすると、
過激派のだんなさんは「もっと早くいけるよぉ〜!うんぬん…」と、そわそわ落ち着かない。
で、結局言われてしまう。「運転してるほうが精神衛生上よさそう〜、やっぱTagaさん運転する〜??」
交代すると眺めが良くなり「あ〜ここ写真とりてぇ〜」結局また、そわそわ。
そんなわけで今日もドライバーのだんなさん。トイレ行きたい〜と訴える私とS本さんをよそに、
止まってくれない。ちょっとありそうなところもスピードを緩めずさっさと通り抜けてしまう。た、頼むよ!
Innertkirchenという小さな町にでっかく「トイレ」と書いてある建物を発見。止まってもらって難を逃れた。

グリンデルワルドへ到着。…と言っても雨天のため有名な眺めは雲の中。
どこでお昼を食べようかぁ〜グリンデルワルド駅近くをぷらぷらする。日本語メニューありとの看板を発見。
うーん観光地。店に入ってメニューを開いて目が点に。高い…。まさかこれは日本人向けぼったくりか?
MENU(サラダ・メイン・デザートのセット)が35Sfr、単品のメインの料理で20〜50Sfrぐらい。
あまり高いので何を注文しようかうんうん唸る。ミックスサラダ・トマトのクリームスープ・
地元風マカロニ料理・ウインナーシュニッツェル・カフェを2人で頼んで合計約80Sfr也。
日本円で言ったら¥6500ぐらい?Tagaさんず2人で、こんなに高いランチをしたことは未だかつて無い。
多分今後も無い。と、サラダが登場。お、大きい。2人で食べきれる量ではない、みんなで食べよう。
ビーツやキャベツの酢漬けやら8種類ほどの盛合せが30センチ強の大きい皿でやって来た。
お味はなかなかだ。トマトのスープとマカロニはだんなさんが注文。「うまい〜」パスタのゆで具合も
丁度良い。さて無知な私はウインナーシュニッツエルを注文し、自分の想像と全然違う料理が来て目が点に。
ご存知の方も多いだろうがこれは「薄いトンカツ」である。いろんな人に「知らなかったのね〜」と言われた…
お恥ずかしい限りであるが…まあそれもまた旅のお楽しみである。
いただきます!おいしい!…なんだか馴染み深い味だぁ〜、と郷愁にひたるワタシ。
あなたはこのツアーで出会った「美味しいレストラン」「高かったゴハン」ナンバーワンです〜。
後から思ったが、ちょっと外食すると物価の高いスイスでは結構な金額になった。
このレストランもレシートを見るとコーヒーの値段は他と変わらなかったので、ちょっと高めのところと
いったとこだろう。…それともやはり「日本語メニュー特別価格」だったのだろうか?真相はわからない。
ともかく、美味しいレストランだった。お腹一杯でご満悦。

山の見えないグリンデルワルドで他に出来そうなことは無かった。帰ることに。
フィーシュ付近の地図が欲しいとのことで本屋を探してマイリンゲンという町に立ち寄り、ぷらぷらする。
だんなさんたちが探しているのを横目に文房具屋さんでペン先の角度が変わるボールペンやら、
矢印の形をしたポストイットやらを見つけ職場のヒトの土産に買い込んだりしていた。
ここは普通の小さな町といった様子で日曜雑貨の店も面白そうだったがどこの店も何やらもう
店じまいの準備…今日は土曜日なので16時でみ〜んな閉店してしまった。
スイス人仕事は〜???ねぇ??
S本さんの運転で、再び例のトイレに立ち寄る。…その節は大変お世話になりました(笑)。
帰り道のグリムセルパスはもう夕方なので自転車もいない。峠を登るにつれて車の温度計は下がり続ける。
真夏とは思えない気温。「3度 2度 1度 0度 …」雨もみぞれまじりになってきて、ついに、
雪だ!ゆき!雪!ゆきっ!!!!夏の雪だ〜。はしゃいで車を止め外に出るも寒くてさっさと車に戻る。
温度計は「−0.5度」まで下がっていた。この雪が今日一番の思い出になった。

夜は宿のテラスに陣取り、今日やっと手に入れたビールとワインで乾杯。
朝買ったチーズはちょうど食べごろでとろけ具合が最高。
その後Tagaさんずは毎晩飽きもせずこれとワインとバケットと一緒にパクついていた。
そしてお約束、酔っ払ってだんなさんは寝てしまった。こうなったらテコでも動かない。
部屋まで連れて帰れないので毛布をかけてリビングのソファーに置き去り。さいなら〜
わーい!雪だ!ゆき!
やっと買えたお酒はテラスにおいて自然冷却
8月11日(日) 「★さえ つけられない(苦笑)」
フィーシュ → ベルン → フィーシュ
今日もしっかり雨である。
「山の見えないツェルマット」か「日曜で店が開いてないベルン」のどちらかにしようと昨晩悩み、
前者では昨日のグリンデルワルドと同じ展開になりそうなのでベルンへ行くことにした。
今日は7名全員で先発隊の車一台で出動!ハイウェイを飛ばす。
先発隊の車はフォードのワンボックスでパワーがあるのかスピードが出る。
ベルンまでは高速で片道およそ200kmのドライブ。
結構な距離だがあるがスイスの道路は結構飛ばせるし渋滞もほとんど無いので遠出するのに
抵抗が少なくなっていた。途中、レマン湖を横に見て走ると「Montreux」という地名が。これって…
♪ ジャッジャッジャッー、ジャッジャッジャジャー…♪俺たちゃモントルーに行ったー ジュネーブ湖畔さー
♪レコード作りに行ったぁ〜 とってもきついスケジュールぅ〜♪○×■★(忘れた)とマザー 
偶然ライブをやっていたぁ〜♪ところがどっかのアホウが鉄砲撃って〜あたりは火の海だぁ〜
♪湖上の煙 火の粉がパチパチ 火の粉がパチパチ 湖上の煙ぃ〜いぃー
…のモントルーだよね。隣の湖の上を煙がもうもうとしてたわけね。
そのまま私の頭の中は「Smoke on the water / Deep Purple 」もとい「湖上の煙 /王様」がバック
グラウンドミュージックとして流れ続け、離れなくなってしまった。
ちなみにワタシは原曲のほうより王様のほうが馴染み深かったりする。
さてK町さんの飛ばすこと飛ばすこと。160km/hぐらいでてたかなぁ。お昼前にベルンに到着。
ベルン市外のパーキングに車を止めて、14時半にパーキング前に集合と決め、町を歩き出す。
ベルンの町は世界遺産とのことで、シックな町並み。道路を走る市電がいい感じ。
商店街もアーケードが並んでいてウィンドウにディスプレイされた品物も魅力的。
…しかし見事なほどに店はすべて閉まっている。分かっていたけど悲しい。
うううううスイス人仕事しないのね〜仕事しようよ〜

はじめはみんな一緒だったが写真を撮ったりしているうちにそれそればらばらになっていった。
お店が開いていれば土産に良い物を見つけられそうな感じだったが、日曜なので仕方がない。
町並みを撮影するより他にすることが無さそうだ。多くの観光客が同じようにぷらぷらさまよう
ベルン市街であった。時計塔・大聖堂・連邦議会議事堂などの有名な建物をめぐりしばらく歩く。
市電をバックに撮れないかなぁ〜なんてタイミングを計りながらファインダーをのぞく。
飛べない日が続きそろそろだんなさんのテンションも上がりにくくなってきた。だんなさんの
体全体から「飛べないフライヤーのやるせない」オーラを感じる…飛びたい。ここで何しよう。
写真とってあとどーしよう。うう、飛べないフライヤーはやはりつらいのだ。
元来、観光と町歩きは得意でないTagaさんずはしばらく歩くと疲れてしまった。
美術館と博物館は開いているらしいが日本でもあまり行かないのであまり気のりしなかった。
後で聞いたらS本さんがスイス・アルプス博物館は山の模型があって地形がわかって面白かったそう。
時計塔は毎時丁度になると仕掛けがあったのだが時間を合わせて見に行くのを忘れてしまった。
大聖堂はお金を払って中に入ると屋上からベルンの町を一望できたらしいが気づかずに通り過ぎて
しまったのでちょっと残念。テンションの上がらない日はまあ、それなりに。町歩きは終了。
お昼でもしてのんびりしよう。
開いている店はマクドナルド・スターバックスコーヒー・レストランぐらい。ためしに「高い」と評判の
スイスのマックに入ろうか?でもここでマックに入ってもココロがすさみそうなのでレストランに入ることにした。
ドイツやスイスの料理でレーシティというジャガイモ料理があるらしいのでそれを頼んでみた。
ここのところお昼ゴハンが多いと感じていた私は、どのメニューにも「お子様サイズ」があったので
助かった。レーシティは細切りジャガイモの炒め物そのものでそれ以上でもそれ以下でも無かった。
○×レーシティ、△△レーシティ、と種類があったがジャガイモ炒めの上に乗っかるものが変わり、
ワタシのはソーセージ、だんなさんのは目玉焼きが乗っかってきた。ふーんなるほど。
そういえばスイスに来てどこの店もコーヒーが美味しい。我が家はコーヒーは好きなので
だんなさんと2人で「スイスのコーヒーどこで飲んでも美味しいね〜なんでかなぁ〜」と話していた。
さて、集合時間までもう少し時間がある。再びぷらぷらしてたらだんなさんにトイレの危機が。
なんか、毎日トイレの危機があるなぁ。公衆トイレが見当たらない。パーキングにそんなようなドアが
あったような気がしたので行ってみたら、そのドアはエレベーターのドアだった(泣笑)
パーキングの目の前にスターバックスがあり、そこに入ってトイレを借りようと入って探すと
トイレの前に電子キーが。「ナンバーはレジに聞いてね」だって。「あらら」隣にいた別のお国の
観光客のカップルも「げっ」という顔をしていた。仕方がないからコーヒー買うことに。と、S本さん発見。
甘そうなケーキと甘そうなアイスカフェモカを手にしている。日本でスタバに入ったことが
ないんだよね〜、って、なにもスイスで初挑戦しなくとも…あ、もしかしてトイレ?
さて、せっかくだから日本になさそうなメニューでチャイラテというのを頼み、だんなさんは
ブラック等なのでアメリカーノを頼む。チャイラテはひたすら甘い。アメリカーノを一口もらってびっくり。
スイスで飲んだコーヒーの中で一番イマイチだった。がーん。日本ではかなり美味しいと感じていた
ハズなのに。しかも一番高い。ふつう、カフェ一杯3〜4Sfrぐらいだったが、スタバは5Sfr強。
しかしやむをえん…かくして今日もトイレの危機は解決した。トイレ代13.3Sfr也?

さて、ツアーも半分が過ぎてしまったが天気予報に寄ればもうそろそろ晴れの周期に入りそうだ。
明日は飛べたらいいな。ど、どうかな。一体、どうなってしまうのかぁーっつ!
ベルンの時計塔
アーケードのショーウインドウ奥に居るのはK町さん
市電がきたぞ〜
8月12日(月) 「★すら つけられない(涙)」
フィーシュ → ルガノ近くの某エリア → フィーシュ
天気予報によると南へ行くほど良い天気らしいが朝のうちはとりあえずフィーシュにとどまる。
運がよければひょっとしたら午後に飛べるかも。
ゆっくりと朝を済ませてとりあえずフィーシュの町へ。実は現地の飛び用地図がまだ見つかっていなかった。
あちこち探したが、結局地元の地図は地元でないと置いてないようだった。フィーシュの土産物屋さんで
あっさり見つかった。私は今日もパン屋に立ち寄り、おととい買ったでっかいクッキーを今日は「つあぃ」と
いって2個買ってきた。このクッキー甘さは控えめでアーモンドがたくさん詰まっている。甘い物が苦手な
だんなさんも美味いと言っていたので2人分だ。チョコレートも気になってたが買わなかった。
…結局買いそびれたままになってしまった。買っときゃ良かった。のんびりCOOPで買物してたらK町さんが
車で呼びに来た。イタリアに近いルガノ方面にエリアがあるので行ってみようとの事だった。
急いで帰って準備して出発!

さあ、今日も峠を攻めるのだ。きょうはヌーフネンパス。運転手はだんなさんだ。
…と、予期せぬ不幸が我々を襲う!「あれ?俺?無線持ってきたっけ?」とだんなさん。
思えばシャモニーに行った日に出してた後の記憶がない。カバンからジャンパーから車の中で探し続ける。
後ろを向いてグライダーケースも探す。う〜気持ち悪い。しばらく探してギブアップ。無い。どこにも無い。
きっと宿のどこかにあるよ。帰ったら探そう。…思えばこのツアーかなりついてない。いやーな予感が
よぎるのであった。
さて峠を過ぎてハイウェイに入る。空はきれいに晴れてきた。久しぶりの青空だぁ〜!!
長い長〜い坂をハイスピードで南へ下っていく。標高が下がるにつれてどんどん気温は上がり、
−1度 → 27度 まで上昇。と、信じられない光景がぁあっつ!北風の吹きおろしがビュービューなのだ。
強い…。果たして現地は風が弱まっているのだろうか。
眺めは同じスイスとは思えない町並みになってきた、建物の色や形も何となくイタリアを彷彿させるものになり
標識や看板も綴りが違う…「banca」ってBANKだよなあ。高速のGotthardトンネルは「San Gotthard」
って表記されてるし。
高速を降りて細い細い山道をずんずん進むとエリアについた。ゴンドラが掛かっている。しかし北風が
強くてフライトは無理だ。ゴンドラ駅にはフライト案内が張ってあった。ところでこのエリアの名前と
正式な場所がいまだにわからない。まあ、いいか。みんなで記念撮影集合写真を撮ってフィーシュに
引き返すことに。駐車場のトイレに入って出ようとしたら、閉めたはずの鍵の開け方が今度は
わからない。で、出れないよ〜。今日のトイレの危機は「ぶっ飛び主婦・危機一発・トイレ脱出大作戦」か??
3分間ほど悩んでやっと方法がわかった。ほっ。
帰り道の途中、先発隊の車と離れ離れになってしまった。げ、久々にハッタリナビゲーション発動だ!
高速の入口どこだ?高速の表示が「【高速マーク】COMO」って逆のイタリア方向しか書いてない。
一回通り過ぎるが他に高速の表示は見当たらない。また出た高速の案内もイタリア方面の地名しか
表示が無い。いいや〜入っちゃえ〜!入口入ってすぐに分岐となりそこで初めて「San Gatthard」、
と、行きたい方向の地名が出てきた。…そういうことか、と納得。ほっ。高速に乗ってしばらく走ったら
やっとこ先発隊に追いついた。
フィーシュに戻ったがこっちも風が強い。フライヤーらしい飛べない一日@スイスとなってしまった。
こう、じたばた動くと飛びたい気持ちはさらにつのってしまうのがフライヤーというもんだ。
時間はまだ16時過ぎ。そうだ、せめてゴンドラに乗ってフィーシュのテイクとアレッチ氷河を見てこようか。
TagaさんずとS本さんとで出かけることにした。
夕飯の材料をちょっと買ってからゴンドラ乗り場に行き、時刻表を見ると…さらなる不幸がぁあっつ!
ガーン
山の中腹にあるキューボーデン駅行きはまだゴンドラがあるが、その先を登るエッギスホルン行きの
ゴンドラが17時で終わり。すなわち、テイクオフの下見は出来るがアレッチ氷河は見に行けないのだった。
るるる〜。とことんついてない。飛べないツアーの哀愁は頂点に達し無言の3人。せめてテイクでも見に
行くかと、キューボーデンまで登ることに。夕方のゴンドラは私達以外誰も客がいない。
10分しないうちに上に到着した。ゴンドラ駅を降りてテイクオフ付近まで散策。晴天のため山は
見えているが雲低が低めで丁度どの山の山頂も雲に隠れて見えない。遠くにマッターホルン
みたいな山が見える。もう夕方だからほとんど人は見当たらない。日差しが傾きつつある中、
放牧されている牛の首につけられたカウベルの音が悲しげに鳴り響く。
ひゅるり〜
カラン コロン カランカランカラン
あ〜ついてないなぁ、このツアー
ひゅるり〜
カラン コロン カランカランカラン
きっと、だんなさんは二度と海外行くもんかぁ!なんて思ってるに違いない。
ひゅるり〜
カラン コロン カランカランカラン
はぁ〜〜〜〜〜〜もう二度と来れないからこの際悔いのなきよう過ごして帰るか。
テイクオフが見えるところまで行って、そのまま引きかえす。
不幸の連続をを憂えて、しゃがみ込むだんなさん、と思いきやきれいに咲く花と山を取っていた。
宿に帰ってすべての荷物をひっくり返したが、だんなの無線機はついに出てこなかった…
残るはあと二日。このツアー、
一体、どうなってしまうのかあぁっ?
町並みがちょっと違いますがここもスイス
ここもエリアらしいけど今日はだめだぁ
だんなさんがしゃがみこんで撮った写真
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